アルペジオ・エクササイズ12
目次
▪️ポイント解説
やはり、中指と薬指の部分がポイントですが、
中指から人差し指の動きや、
親指と人差し指の動きなど、
複合的になっています。
バラバラに独立して動かしているという意識を
もって取り組んでみてください。
ここまでこなせていたあなたにとっては、
難易度はそれほど高くないと思います。
アルペジオ・エクササイズ13
▪️ポイント解説
さて、最後のエクササイズです。
このエクササイズは、実際の演奏。
フラメンコならば、バイレ伴奏でも使用できるパターンですね。
ソレアのエスコビージャなどでも使えます。
もちろん、このままのコードでは厳しいですが。。
で、このエクササイズのポイントですが、
運指が幾つか考えられると思います。
シンコペーションのあたりですね。
ここでは、エクササイズの意味もこめて、
中指を連続させました。
同じ指を使うのは、あまり良い運指とは言えないのですが、
逆に言えば、馴染みがないということです。
やってみると分かりますが、
なんかリズムが取りにくくはないでしょうか?
じつは他の指とのコンビネーションを考えた時に
薬指以上にコントロールが効きにくい指が中指です。
試しに人差し指と薬指のピカードやってみてください。
ね。
中指が立っていませんか?
自然な状態とは言えませんよね。
この中指を自由にできると、
あなたのテクニックは見事に一段上がります。
なぜなら、人差し指と中指においても自由になり、
中指と薬指においても自由になるからです。
結果的に人差し指と薬指で弾いた時にも
中指が立たなくなります。
人によっては、指の長さが近い理由で、
中指と薬指のピカードの方がやり易いという人もいるようです。
アルペジオ・エクササイズは以上になります。
お疲れ様でした。
最後まで付き合っていただき、ありがとうございました。