Two- Five (minor) ①form
①フォームにおける IIm7(b5)- V7- Im7
コード・フォームを確認します。譜例)Key=Am

Bm7(b5)
メジャーの Two- Five の①フォームのときのIIm7のフォームを覚えていますか?
→ Dm7

このフォームでBm7 に移すと、
4弦9フレットがルートになります。

3弦11フレットの音が
Bm7におけるP.5th(完全5度)となります。
この音をフラット(b)させることで、
3弦10フレットになります。

E7(b9)
メジャーの Two- Five の①フォームのときのV 7のフォームを覚えていますか?
→G7(9)

この6弦ルートを12フレットに移動して
E7(9) をつくります。

3弦11フレットが9thの音になっています。
この音を10フレットにフラット(b)させます。

これがminor Two- Five ①フォームにおける V7(b9) のフォームとなります。
対応する Scale の確認
これも①フォームのN.m と H.mのスケールを確認して紐付けながら弾いてみてください。
各コードのルート音が開始音となっています。
基本的にN.m (Natural minor scale)ですが、
E7 のみ H.m (Harmonic minor scale) を使用しています。

マイナーには3種類のスケールがありましたが、
E7 のみ Harmonic minor Scale を使用しています。
なぜ?というあなた。
ここでは説明が長くなってしまうのですが
簡単に説明すると。
Natural minor Scale では V7 が作られません。
Vm7になってしまいます。 これが理由です。
詳しくはこちらを参照してください。
→ minor Diatonic Chords
→ Dominant
さらにこちらも関連記事です。
→ Harmonic minor perfect 5th below(down) dominant 7th scale
→ V7(b9)
次回は今回までを踏まえて、12キーでみていきます。
→ 12キーにおけるTwo-Five (minor)