今回は大容量です^^
気合を入れていきましょう。



この講座のペースで考えたら、
1ポジション毎の解説でもよかったかもしれませんね。



でもあまりゆっくり過ぎてもダレてしまうので、
頑張ってやっていきましょう!



今回は特にも大事なことをお伝えしますので、
しっかりとマスターしてください。


なぜ3つのポジションに別けるのか

前回はオープン・コードをセーハ・コードに変換し、

それを半音づつ移動させて、12のメジャーコードを作りました。



前回までは、ネックの上の方しか使用していませんでした。



ネックの上の方だけで、12のメジャーコードが全て作れた訳です。



 

ここで、経験者の方は、

「ふつう5つのコードを使って、もっと狭い範囲で12個のメジャーコード作れるじゃん」

と思った方が多いとおもいます。



その通りです!

それでも、あえて3つのコードに限定するのは理由があります。



一番の理由は、3つの方が数が少ない分覚えやすい

ということ。



代理コードを考えることで、

結果的に5つのコードを元にした、

5つのポジションに分ける方法と同じことになる

ということの2つが大きな理由になります。



 

また、この3つのポジションにわけることで、

ネック全体を大きく捉えやすくなります。



5つに分けてしまうと、

5つのポジションが繋がるまでに

多少苦労してしまいます。



 

そういった理由で3つのポジションにわける方法をお勧めしています。



 

早速いってみます。



 

3つのポジション別けの方法

 

前回の12のコードを見てみます。



 

12のセーハコード

 

 

ここでフォームの呼び方が、

5弦ルート(1)とか5弦ルート(2)とかだと、

判りにくいかもしれないので、番号を付けることにします。



 

オープン・コードのCのフォーム=5弦ルート(2)=①型(フォーム)

オープン・コードのAのフォーム=5弦ルート(1)=②型(フォーム)

オープン・コードのEのフォーム=6弦ルート   =③型(フォーム)

さて、これで判り易くなりましたね。



 

【第1ポジション】

 
  • E  =③
  • F  =③
  • F#=③
  • G  =③
  • Ab=③
  • A  =②
  • Bb=②
  • B  =②
  • C  =①
  • Db=①
  • D  =①
  • Eb=①
 

 

※今後は(型フォーム)は抜かして番号だけ書きます。



①となっていればそれは①型(フォーム)のことを指します。



ということです。

ここまでは、大丈夫でしょうか。



 

これを【第1ポジション】として考えていきます。



では、【第2ポジション】はどうなるでしょうか。



前回、E、A、Cに関しては2つのフォームが出てきたことを覚えているでしょうか?



覚えていない方は、いったん復習として

12個のメジャーコードに展開 に目を通しておいて下さいね。

 

で、2つのフォームが出てきたってことで、

このもう一つのフォームが【第2ポジション】となります。



 

①5弦ルート(2)のCの次は、②5弦ルート(1)のフォームが出てきました。



②5弦ルートのAの次は、③6弦ルートのフォームが出てきましたね。



③6弦ルートのEの次は、①5弦ルート(2)のフォームが出てきましたね。



 

つまりそれぞれのフォームは順番に出てくるということです。



もし【第1ポジション】に①のフォームが来ていたら、

【第2ポジション】では②のフォームがくるということです。



③のフォームの後には①のフォームがきます。



 

理屈としてはとても簡単だと思います。



まだ、①とか②とかが判りにくいでしょうけど、

便利なのでここで慣れておいて下さい。



では、【第2ポジション】です。


【第2ポジション】

 
  • E  =①
  • F  =①
  • F#=①
  • G  =①
  • Ab=①
  • A  =③
  • Bb=③
  • B  =③
  • C  =②
  • Db=②
  • D  =②
  • Eb=②
 

 

 

つづいて【第3ポジション】です。



 

【第3ポジション】

 
  • E  =②
  • F  =②
  • F#=②
  • G  =②
  • Ab=②
  • A  =①
  • Bb=①
  • B  =①
  • C  =③
  • Db=③
  • D  =③
  • Eb=③
 

 

 

ここまでは、大丈夫だと思います。



簡単簡単♬



というあなた。



ここが鬼門でもあるのですよ!



これらのコードを半音ごとに確認してきましたが、

5度圏(4度進行)で移動して練習してみて下さい。



順番がバラバラになるので、しっかりと覚えていないと

頭が混乱すると思います。



しっかりと5度圏(4度進行)の順番で覚えて下さいね。



結構大変だと思います。



ここが正念場だと思って頑張って下さい。



 

確認のため5度圏(4度進行)で並べ変えてみます。



 

5度圏(4度進行)を使って練習

 

基本ポジション(Major)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この表をもとにしっかりとポジションを把握しておきましょう。



この表がこれからネック場でアドリブを実践していく上でのマップ(地図)となります。



しっかりと把握しておいて下さい。



 

これまで、メジャーコードで見てきました。



次回は同じことをマイナーコードで見ていきます。



頑張って下さい!



 

→ まずはこの3つのコード(minor)