ようやくこの項目にきましたね!

というのも、今回の練習は個人的に大好きな練習です。

また、他の教則本では

なかなか見ることの出来ない方法の一つでもあります。

(あまりメジャーじゃないとも言える?)

とはいってもとても効果的かつ

早く弾こうとするとフィジカルに難しいので

やり甲斐という意味でも

練習していてとても楽しいのです。

また、この練習の目的でもありますが、

ネック上の3つのポジションが一気に把握できるようになります。

そんな効果的な練習方法。

いってみます。

 

3オクターブ・アルペジオの仕組み

スタートさせるフォームは

②と③になります。

 

つまり6弦ルートと5弦ルート(1)の二つの

コードフォームを起点として、

それぞれ、

②→③→①

③→①→②

と進んでいくことで、

3オクターブ・アルペジオを完成させます。

結果的に全てのフォームを見なければいけないこととなり、

ネック全体を把握できるようになる。というわけです。

 

言葉だとちょっと解らないと思うのですが、

大丈夫です。

 

まずは②からのスタートをみていきます。

スクリーンショット 2016-04-14 9.00.17

 

最初に②のフォームからスタートしていますね。

次は③

続いて①

3オクターブには1音足りていませんが、

付けたい場合は、1弦20フレットを小指で追加することで、

3オクターブに到達させることが可能です。

 

そして、下降して戻っていきます。

 

次に③のフォームからスタートする場合です。

スクリーンショット 2016-04-14 9.01.27

③からスタートして、

①にいき、

②までいったら下降していきます。

 

ここでは3オクターブまで到達しています。

大きく分けてこの2種類を12個のコードに対して行っていきます。

ちょっと変則的になるのは、

オープン・コードのEのときです。

以下のようになります。

 

スクリーンショット 2016-04-14 9.20.46

 

でもコード・フォームの順番は一緒ですね。

全てのメジャー・コードに対しての譜面を

PDFで載せておきます。

譜面は半音ごとになっていますが、

やはり、5度(4度)でも練習してくださいね。

 

【PDF】アルペジオ(Major)



なお、この練習は早く弾こうとすると

テクニック的に難易度が跳ね上がるので、

無理に早く弾かなくても大丈夫です。

まずは、ネック上で3つのポジションが繋がることが重要です。

テクニックに自信があるあなたは、

スピードに挑戦してみると面白いですよ

結構自己満足度が高いです(笑)

 

→次回はコード・フォームからアルペジオへ(minor)です