▪️ハンマリング・オン(弦を叩く)

目次

弦を左手で叩くことにより音を出すテクニックを

ハンマリング・オンと言います。

今回は、譜面からいきます。

以下の譜面を見てください。

 

▪️ハンマリング・エクササイズ1

 

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今回、後々の練習の参考に

右手の運指例もつけましたが、

まずは無視して大丈夫です。

これは、このスラー・テクニックに出てくる

エクササイズ全般に言えます。

では、解説していきます。

右手はどの指でも良いので、

最初は左手に集中してください。

1・1弦1フレットを人差し指で押さえて、右手で弦を弾きます。

2・1弦2フレットを中指を弦に叩きつけて音を出します。

あなたが、このテクニックに慣れていない場合は

音が出ないかもしれません。

音を出すコツを説明します。

先ほどからハンマリング・オン(以下ハンマリング)

を弦を”叩く”と説明していますが、

叩くという言葉だと、つい力任せなイメージになってしまいますね。

実際は力ではなく、瞬発力で音が出てきます。

試しに、中指だけで、

ポンポンと弦を叩いてみてください。

比較的音が出やすいのではないでしょうか。

これは、中指が一番長いため、

遠心力がつきやすく、結果的に瞬発力が出るからですね。

感覚を掴んだところで、

上記のエクササイズを試してください。

なかなか、音が出ないとは思いますが、

大丈夫です。

誰でも時間はかかりますが、

確実に誰でも音はでますから。

コツコツと少しずつ音を出していきましょう。

くれぐれも、音を出したいがあまり、

力んだりしないように。

リラックスはあなたの味方ですよ。

リラックして、ポンポンという感じで指を動かしましょう。

このエクササイズは、

可能な限り上昇していき、また戻ってきましょう。

楽譜では1弦のみですが、

慣れてきたら1弦だけではなく

他の弦でも同様に行いましょう。

音が出始めたら、つぎのエクササイズです。