i によるセコ

 

爪の方で弾いて、乾いた音を出すことをセコと言います。

では早速、i(人差指)の爪で以下のエクササイズをやってみて下さい。

ではやってみて下さい。

 

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ただ弾くだけだと簡単ですね。
ではもう一度。

今度は、p(親指を)6弦とゴルペ板(表面版)につけて支えをとりながら、
手の甲を動かさずに軽く爪で弾いてください。

軽く擦るように弾くのがポイントです。

最初は音がうまく出ないかもしれませんが、

 

それが正解です。

 

音は瞬発力がつくに従って出るようになるものです。

それまでは、気にせずに、 力まず、サラサラと弾くことを心がけてください。

ところであなたは今、メトロノーム使いましたか?
もし使っていなければ、

 

一旦メトロノームを取りに席をたって下さいね。

・・・・・

取ってきましたか?

・・・・・

メトロノームを用意して頂いたということで、 先に進みますね。

ゆっくりと弾くときでも、
メトロノーム使って下さいね。

で、再度、気をつけて欲しいことがあります。 手の甲を鏡で見ながら、もう一度弾いてみて下さい。

自分ではなかなか客観視出来ないものですから、
なるべく鏡の前で練習するようにして下さい。

鏡で見るべきは、右手のフォームですよ。 顔とか服装に気をとられないようにして下さいね^^

手の甲を動かしてしまった方は、
ゆっくりと、丁寧にもう一度チャレンジしましょう。
さて、
手の甲が動いていなければ、
次に進んでください。

 

次はi(人差指)のアップも入れてみましょう。


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さらに三連にして練習することで、 リズムを整えることが出来るようになります。

 

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リズムが整ってきたら、 より早くしていきます。

 

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i(人差指)によるセコの練習は以上になります。

これが出来るようになりましたら、

m(中指) a(薬指) c(小指)

でも練習して下さい。

他の指だと、アップが難しかったり、 全部の弦に当てることすら難しかったりするものですが、 確実によい練習になります。

でも、 完璧主義になってしまうと先に進めませんので、 ある程度行ったら、
先に進んで大丈夫です。

たまに戻ってきて、
リハビリのつもりで練習してみて下さい。

指の分離にとても効果的です。

さて、今回の練習における ポイントを再度記載しておきます。 以下の4点です。

・p(親指)を6弦とゴルペ板につけて、しっかりと支えているか ・右手の甲が動いていないか
・軽くサラサラと弾いているか
・メトロノームを使用しているか
・他の指でも練習する