Two- Five について
目次
さてさて、ついにやってきました。
という感じですが、今回から何回かにわけて【ツー・ファイブ】
いってみたいと思います。
【Two- Five (ツー・ファイブ)】って色々なところで聞きますよね。
もしかしたら、聞いたことないかもしれないし、
聞いたことはあるけど、説明してって言われるとちょっと。。
ってなるかもしれないので、
簡単に説明をすると。
あるkeyのV7chordの前にIIm7 chordが置かれる事をTwo-Fiveと呼びます。
IIm7って何?っていうあなたは、
こちらで勉強しておきましょう。→Daiatonic Chords
全然難しくないので、
いますぐ、それこそ5分くらいで勉強しちゃって下さいね。
Two-Five がわかったところで、
早速いってみましょう。
Two-Five (①form)
さっそくKey=C で考えていきます。
ここからしばらくはKey=Cに限定してレッスンを進めていきます。
Key=C における
IIm7 は何のコードになるかわかりますか?
V7 は何のコードかわかりますか?
下記の楽譜を見て下さい。
IIm7 はDm7 ですね。
V7は G7 になることが判ると思います。
I△7 はもちろん C△7ですね。
それでは、コード・フォームを確認しましょう。
①フォームにおけるIIm7 – V7 – I △7
C△7
C△7 の押さえ方に関しては、
この際に覚えておいてください。
C のオープン・コードの
人差し指を離しただけです。
人差し指が root=C音 になるので、
半音下げることでB音=M.7th (長7度)
に変化させることが出来ます。
Dm7
Dm7もこの講座では初めて出てきましたが、
基本的なフォームでもあるので、この機会に覚えておきましょう。
でも、なるべく無駄にコードを暗記しない。
ということも当講座の特徴ですので、
このDmも既存のフォームに関係付けて覚えます。
まず、こちら→Major 6th Chord でCをC6に変換しましたね。
この3つ目の、③フォーム(6弦ルート)
このフォームで F6 を作ってみます。
6弦、1フレットがルートになります。
6弦と1弦は音の並びが一緒なので、
6弦の音を2オクターブ上の1弦1フレットに置き換えると、
今回のDm7と同じフォームになりましたね。
つまり、F6 = Dm7
ということです。
この理解はとても大切ですので、
絶対に理解しておいてください。
G7(9)
次にG7(9)のフォームです。
上記の③フォームのF6を2フレット分上げると
G6 になります。(6弦3フレットがルート)
この時の4弦2フレットの音(E音)が
6th(長6度)の音です。
半音上げて3フレットにすることで b7th(短7度)
に変化しますね。これで G7 がつくれます。
このコードはG7の③フォームとも言えます。
6弦ルートのG7の基本的なフォームですので覚えておきましょう。
さて、もう少し見ていきます。
3弦4フレットを押さえていますよね。
チューニングのときに行うように、
3弦4フレットと2弦の開放弦は同じ音ですよね。
なので、いっそのこと
2弦は開放弦にしちゃいましょう。
そうすると、この3弦4フレットは押さえなくてもよくなりますよね。
ちなみに、3弦4フレットの音(B音)は
G7の3度の音にあたります。
全音(フレット2つ分)下げると2度になりますよね。
(=3弦2フレット)
Tension で考えると9度ですね。
つまり、G7(9) となります。
文字で説明するとややこしかったかもしれませんが、
理解は記憶をし易くするためのものでもあります。
このまま覚えちゃってもいいや。ってあなたは
もうそのノリで覚えて大丈夫です^^
フォームに紐付けて覚える
さて、今回のこのC△7ですが、
ポジションは【第一ポジション】、フォームは①フォーム。
この理解は大丈夫でしょうか?
このとき大事なのは、
Tonicである C のフォームと関連づけて覚えることです。
今回はフォーム①ですね。
つまり、フォーム①における
IIm7-V7-I△7 として覚えておいてください。
フォームやポジションに関して忘れた方は、
→こちらで再確認しましょう!
ポジション一覧表
ポジションの一覧表を下記に載せておきます。
対応する Scale の確認
コード・フォームがわかったところで、
Scale についても見ていきましょう。
第一ポジションにおける
C Major Scale を把握していれば何も難しくないですね。
始まりの音が、それぞれのコードのRootになっているだけです。
練習しておきましょう。
コードを鳴らさなくても
コード・チェンジの雰囲気が出ていることに
気がついた”あなた”は超センスが良いです!!
では次回は
②フォームについて見ていきます。