ハーモニック・マイナー・スケール
目次
Harmonic minor Scale(ハーモニック・マイナー・スケール)
について見ていきましょう。
前回はb13thを加えることで、
結果的にナチュラル・マイナー・スケール
(以下 N.minor Scale)
が作られましたね。
詳しくは理論編に預けますが、
マイナーのスケールは3種類あります。
- N.minor Scale(ナチュラル・マイナー・スケール)
- H.minor Scale(ハーモニック・マイナー・スケール)
- M.minor Scale(メロディック・マイナー・スケール)
そのうち今回は、ハーモニック・マイナー・スケールを見ていきます。
7th→△7thに変化
いきなりいきますが、ナチュラル・マイナー・スケールの
7thを△7th(Major7th)に変化させることで
ハーモニック・マイナーに変化させることが出来ます。
A Natural minor Scale であれば、
構成音は
A,B,C,D,E,F,G,
ですね。
7th=G
を△7th(Major7th)に変化させるので
△7th=G#
となります。
ちなみに、
7th=短7度
のことなので、
長7度=Major7th、M7th、△7th
などと表記します。
この辺りもよく解らない場合は
理論編を参照してくださいね。
では、
譜例を元に、ギターを弾いて
ポジションを確認してみてください。
3つのポジションにおける【Harmonic minor Scale】

↑=変化させた7th音です。
前回のN.minorと比較して覚えるようにしましょう。
一応、N.minorの譜面も載せておきます。
3つのポジションにおける【Natural minor Scale】

次回はメロディック・マイナー・スケールです。