前回、オープンコードを、セーハ・コードに変換するところまで行いました。
今回はそのセーハ・コードを使用して、
12個のメジャーコードを作っていきます。
12個のメジャーコードの作り方
6弦ルート
まずオープンコードのEはわかりますね。それを半音上げてFが作られます。
ここまでが前回やったことです。
更に半音(1フレット分)上げて、
F#にします(2フレットをセーハします)。
更に半音上げてG(3フレットセーハ)
更に半音上げてAb(4フレットセーハ)
更に半音上げるとA(5フレットセーハ)が作られますが、
これの代わりに5弦ルートのオープンコードを使用します。
つまり、この時点で、
Aのコードに関して、僕たちは2つの「フォーム(型)」を手に入れたことになりますね^^
5弦ルート(1)
つぎ、Aのオープンコードから開始します。半音上げてBbですね(1フレットセーハ)
さらに半音上げてB(2フレットセーハ)
さらに半音上げてC(3フレットセーハ)
ですが、ここでも、5弦ルートのもう一つのフォーム。
Cのオープンコードを代わりに使用します。
Aのコード同様、Cのコードについても
2つの「フォーム(型)」を手に入れたことになります。
5弦ルート(2)
Cのオープンコードから始めます。半音上げてセーハを使用したコードになります。
Db(1フレットセーハ)ですね。
※ここが分からない方は、前回に戻って確認してくださいね。
→セーハのフォームに変換
さらに半音上げてD(2フレットセーハ)
さらに半音上げてEb(3フレットセーハ)
さらに半音上げてE(4フレットセーハ)
ここでEに戻ってきましたね。
一番最初の6弦ルートのEのコードを使用します。
ここでも、
A、C、のコード同様、Eのコードについても
2つの「フォーム(型)」を手に入れたことになります。
以上をまとめると以下のようになります。
12のメジャーコード(第1ポジション)

次回はこれらを使って、
ネック全体を大きく3つのポジションに分けていきます。
その都合で、上記のダイアグラムは全ての弦をセーハしています。
今回の12のメジャーコードはしっかりと覚えておいてください。
つぎを急がずにここを抑えておくことが肝心です。
では、次回は→ 3つのポジションに分けるです。