前回までは、どちらかというと、
メカニカルな切り口で、
ミクロな視点から見ていきました。


今回は、基礎練習として、
トレモロがある程度出来る人むけになります。

おさらいとして、
下記の二つを載せておきます。

以下のトレモロ・エクササイズは、
二つの運指のどちらで行っても大丈夫です。

4連符と5連符のトレモロ

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問題ないですよね。

問題ない方は進んでください。

問題な方は、もう一度、1回目2回目を復習して下さいね。

すでに出来る方でも、

音の粒を揃えたい
右手の指がもっと回るようにしたい
音色を揃えたい
音量を揃えたい
リズムを揃えたい



など、課題が出てきたら、
定期的に復習をすることをオススメします。

こういった詳細を整えたい時は、
ぜひ、エクササイズの1、2に戻って、
丁寧に練習して下さい。

それが一番の近道ですから。

この基礎練習ですが、
一定のコード進行に沿って、
1弦〜3弦まで行う練習です。

 

Tremolo1

Tremolo2

Tremolo3

 

※PDFファイルになっています。

同じコード上で2回づつ繰り返しますが、

一回目はカタカタとリズミックに行い、
2回目はよりルバート気味に音楽的に、ダイナミクスを大事にして。

などとヴァリエーションをつけて
あなたなりに課題要素を加えて行ってください。

シンプルな練習だけに、
そういったより、音楽的なエクササイズにしていくことが可能になっています。

こういったシンプルな状態で、
どれだけ音楽的に練習できるか。

こういったことを考え自主的に練習できるようになってくれば、
確実に上達していきます。

トレモロ奏法編は以上になります。


ありがとうございました。