プルガール奏法

プルガールとは親指のことです。


読んで字のごとく、右手の親指に関する技法になります。

現在では主にフラメンコ・ギターみられる独特の奏法です。

しかし、起源は古く、
16世紀あたりから主流になってきた、
リュートの親指外側奏法の弾き方にも見られます。

 

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1580年頃 エリザベス1世の右手(親指外側奏法)

 

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ムートン(11コース)による親指外側奏法



また、バロックギターに見られる、
プンテアードという奏法も同様の奏法です。

 

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バロックギターによるプンテアード

 

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フラメンコ・ギターにおけるプルガール

上記で見られる通り、
この奏法では今まで散々やってきたフォームとは異なるフォームをとります。


早速、プルガール奏法におけるフォームの作り方を見ていきましょう。

 

→ プルガール奏法のフォーム