前項では をRootの半音進行によるDominant Motionと学びましたが、ここではDominant Motion(2)に準じて全てのDominant7th Chordのもつ性質として拡大解釈してみます。
Non-Diatonic Chordを含むDominant Motionの拡大解釈
目次
或るDominant7th ChordをTritoneとRootの半音進行の原則にあてはめて進行させてみると次の様になります。
譜例)
Work
Q:ここでも( )に入るChord Symbolを考えてみましょう。
A:答えは。。。こちら!
まとめ
上例の様に進行した先のchordは、Rootと第3音がM.3rdかm.3rdの音程になっており、事実上あらゆる type の Chordがこの上に想定できます。
したがって、一般にDominant7th chordは、その半音下のあらゆるtypeのchordに進行する Motion をもっていると言えます。
analyse
の進行も含んでこれらもまたDominant Motionと呼びChord Analyseに際してはで示します。
譜例)
まとめ
こらまで学んできた事を総括してみると、Dominant Motion とは或るDominant7th chordがP.5th・下(P.4th.上)か半音下のChordに進行することの総称と言えます。