Two-Five進行の拡大解釈

目次

Dominant Motionが V7にかぎらず、あらゆるDominant7th chordにその原則をあてはめる事が出来た様に、Two-Fiveにおいてもスクリーンショット 2016-05-07 22.11.15にかぎらず、或るDominant7th chordが、その直
前にP.5th上(P.4th下)のminor7th chordを組み合わせて使用されている時、これもchord進行上の重要なMotionとしてTwo-Fiveと拡大解釈する事が出来ます。

言い換えるならばDominant7th chordは、理論的には常にTwo-Fiveに分割して使用する事が出来るという訳です。

この場合も スクリーンショット 2016-05-07 22.11.15 と同様 スクリーンショット 2016-05-07 22.10.44  で示します。

 

Analayseの方法

Dominant MotionとTwo-Fiveが同時に行なわれている時は下記の様にAnalyseされます。

スクリーンショット 2016-05-07 22.40.41


拡大されたTwo-Fiveの使用法

Two-Five(1)で スクリーンショット 2016-05-07 22.11.15 Typeと スクリーンショット 2016-05-07 22.45.09  Typeの2種類を学びましたが、拡大されたTwo-Fiveにおいてもこの2種類が用いられ、その使用法には次の様な2つの原則が考えられます。

a)  Diatonic Scaleを優先

その属する調性のDiatonic Scaleを優先する。

 

スクリーンショット 2016-05-07 22.53.34

 

b)  解決されたChordによる

Dominant motionによって解決された chordが Major系の場合は スクリーンショット 2016-05-07 22.11.15 type
minor系の場合は、スクリーンショット 2016-05-07 22.45.09  typeが一般に使用される。

解決先のChordが Major系の場合

スクリーンショット 2016-05-07 22.46.08

 

解決先のChordが minor系の場合

スクリーンショット 2016-05-07 22.45.58





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