アルサプア奏法
プルガール奏法から出てきた奏法です。
親指の腹と爪を交互に使う和音奏法です。
この技法は、パコ・エル・デ・ルセーナが編み出したと言われています。
当初アルサプア奏法はギタリストの間では評判が悪かったようで、
パコ・エル・デ・ルセーナはその維持に苦労したようです。
その後、エル・ニーニョ・デ・モロンに受け継がれ、その後ぺぺ・ナランホが継ぎました。
このスタイルを最もよく使ってきたのはナランホの弟子のディエゴ・デル・ガストールで、
この技法を主に使い、モロンというスタイルを定着させました。