「20世紀音楽」の記事一覧

トゥランガリーラ

20世紀音楽

トゥランガリーラ(Turangalila) とは、フランスの作曲家、オリヴィエ・メシアンによる造語 メシアン自身の説明によれば、 「トゥランガ」とは「流れる時間」したがって 「運動」と「時間」と「リズム」を意味し、 「リ・・・

トリスタンとイゾルデ

20世紀音楽

トリスタンとイゾルデ(Tristan et Yseult) 抗しがたい恋慕と死とを扱ったケルト系の中世説話。 13世紀以降各国語で詩や物語に作られ、 また美術の題材となる。 音楽作品としては、ワーグナーの楽劇が最も有名だ・・・

オンド・マルトノ

20世紀音楽

モーリス・マルトノ(1898年) が発明した電子楽器。 ビブラートが可能な鍵盤と 音階以外の連続した音をも奏し得るリボンとを有し 通常のスピーカーの他に共鳴弦を張ったスピーカーと タムタム状の金属板に多数の小孔をあけたス・・・

ロベール・ドローネイ

20世紀音楽

ロベール・ドローネイ(Robert Delaunay) 1885年パリ生ー1941年モンペリエ死 フランスの画家 キュビズムの対象を分解・組織する手法とジュルジュ・スーラの色彩分割理論とを融合、 補色関係を利用した「同時・・・

ジャン=クロード・エロワ

20世紀音楽

ジャン=クロード・エロワ Jean-Claude Eloy 1937年生。 フランスの作曲家 パリ音楽院でまずミヨーに学んだが、 スイスのバーゼル音楽院でブーレーズに学び、 カリフォルニアのバークレー大学で分析(アナリー・・・

十二音階技法

20世紀音楽

十二音階技法 または「十二音技法」。 オクターヴに含まれる平均律の十二の半音の全てを同じ資格で用いる作曲技法。 (それ以前には七つの音が音階固有音で、 他はそれらが一時的に変化したものとして扱われ、 従って全ての音は一つ・・・

音列(セリー)

20世紀音楽

音列(Serie) 広義では一定数の音の順列的配置。 (音の高低のみならず、長短・強弱・音色・方向等の 順列的取扱いにまで拡張適用されることもある。) 狭義では「十二音音列」、 すなわちオクターヴ内の十二の平均率半音を曲・・・

ジャン=ピエール=ゲゼック

20世紀音楽

1934年生。フランスの作曲家。 パリ音楽院でミヨー、オリヴィエ・メシアンに学ぶ。 ウェーベルン、ブーレーズ後の前衛的手法を採るが、 なかんず画家モンドリアンの空間処理に掲示を受け、 種々の音性・音色を対置する抽象的でデ・・・

ジルベール・アミー

20世紀音楽

1936年生。 パリ音楽院でミヨー、メシアンに学び、またブーレーズに学ぶ。 音列技法に基礎を置くきわめて厳格で抽象的な作風を採る。 1967年以降ブーレーズの後継者として「ル・ドメーヌ・ミュジカル」の主催者となる。

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