トリスタンとイゾルデ(Tristan et Yseult)

抗しがたい恋慕と死とを扱ったケルト系の中世説話。


13世紀以降各国語で詩や物語に作られ、
また美術の題材となる。


音楽作品としては、ワーグナーの楽劇が最も有名だが、
フランク・マルタンのオペラ「魔法の酒」も同じ題材によっており、
メーテルリンクの詩劇によるドビュッシーのオペラ
「ペラアスとメリザンド」なども本質的には同じ系統に属する。