十二音階技法

または「十二音技法」。

オクターヴに含まれる平均律の十二の半音の全てを同じ資格で用いる作曲技法。

(それ以前には七つの音が音階固有音で、

他はそれらが一時的に変化したものとして扱われ、

従って全ての音は一つの中心音との関係で把握された。)

ジェーンベルクが発見・開発した基礎音列を

用いる方法が最も大きな可能性と影響力を持ち、

第二次大戦後の音楽の動向に大きく作用した。