トレモロの練習です。
ピカードを利用した練習方法
アルペジオを利用した練習方法
この2つの方向から行うことが出来ます。
まずは、ピカードを利用した練習方法から。
以下のエクササイズを行ってみてください。
トレモロ・エクササイズ1−1
目次
右手の指の指定を守ってくださいね。
人差し指→ 薬指→ 中指 の順番でピカードを行います。
わざとポリリズム的にしてありますので、ややこしく感じるかもしれませんが、
基本は線で囲った3音の繰り返しです。
これによってリズムの粒が揃ってきます。
誰でも意識しないと薬指から人差し指にかけて一塊になりがちなものです。
これを改善するためのエクササイズです。
音質や音量もそろえる必要がありますが、
今は、しっかりとピカードで行ってください。
で、ここからとても大事なことですが、
ピカードと並行して、アル・アイレでも行ってみてください。
ピカードが慣れてきた頃に、
アル・アイレで行うことが難しく感じるとしたら、
指を表面板に押すように弾いてしまっている可能性があります。
逆に、アル・アイレの方が簡単な方は、
弦を引っ掛けるような方向で弾いていないかどうかチェックしてください。
どちらも同様に感じられるまで練習することが大事です。
この練習は、時々行わないと
すぐにどちらかに偏ってしまいがちです。
うまくバランスをとるようにしましょう。
どんな時でもバランスが重要になってきます。
右手のフォーム、左手のフォーム。理論と実践。勉強と遊びも。。
右脳、左脳。専門性と大衆性。
いつでもバランスの問題が付いてまわります。
音楽とマインドセット
いわゆるマインド・セットのような話になってしまいますが、
マインド・セットというものは、
ギターや音楽の初心者にとってもプロにとっても、とても重要です。
あなたが、プロとして活動していこうと考えているならば、
この重要性はもちろん理解していると思いますし、
あなたのマインド・セットを持っていると思います。
僕らは、そういったマインドをメッセージとして発信していく訳ですから。
「そんな難しいことは興味ないよ。趣味としてギターを楽しみたいだけだよ」
そう考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
そういった方も、
音楽を切り口としたマインド・セットを学んでいくことで、
普段の思考に新たな驚きや視点を取り入れることで、
あたらしい景色が見えてくるようになります。
趣味が、生活の質を高めるために存在するのであれば、
こういったマインド・セットの話は、圧倒的に役に立つはずです。
ちょっと脱線してしまいましたが、
本当に、こういったマインドの話は、とても重要ですし、
私自身もかなり意識して生きてきました。
トレモロに戻りますね^^
次は、こちらです。
先ほどのエクササイズの音価を短くしただけです。
トレモロ・エクササイズ1−2
早くなっても、右手の薬指〜人差し指が一塊にならないように
気をつけてください。
そして、つぎの練習ですが、
ちょっと難しいので、
たまに、ここに戻ってきて練習して下さい。
トレモロ・エクササイズ1−3
このエクササイズが出来るようになると、
親指のアポヤンドが容易くなります。
ポイントは、
ついつい親指の先っぽが人差し指に近ずいてしまうと思いますが、
なるべく人差し指と親指の距離をとるように、練習してみてください。
最初は不可能に思うかもしれませんが、
大丈夫です。
バランスをとりながら、スウィート・スポットを見つけてください。
トレモロの克服
トレモロにたいして苦手意識を持つ方が多くいます。
右手が上手く回らない
音の粒が揃わない
あなたも苦手意識を持っているならば
主な理由は、この2つだと思いますが如何でしょうか。
もし、上記のような理由で苦手意識を持っているならば、
今回の練習と、
次回のアルペジオを使った練習とで改善することができます。