p a i によるラスゲアード




最後に p(親指) a(薬指) i(人差指) によるラスゲアードです。

p(親指)の爪でアップから入り、
a(薬指)の爪でダウン
i(人差指)の爪でダウン

の3つの動作が1セットの動きとなります。

こちらのほうが、
より音がバラけて広がりのある音になります。

スクリーンショット 2016-02-28 21.05.45

今回も、いきなり短い音価(細かい音符)で譜例を出しましたが、
ゆっくりから練習するのは今までと同じです。

メトロノームを使って、
はじめはゆっくり丁寧に、サラサラと力まずに。

これを心がけてください。

ちなみに、パコ・デ・ルシアは
このラスゲアードの a(薬指)を c(小指)に変えて行います。

実際にやってみると、
こちらの方がよりシャープな音に聞こえるのが実感できると思います。

あなたの好みに合わせて練習してみてください。

最後にこれらの基礎練習が
実際のフラメンコではどのように使用されているのか
いくつか例をあげてみます。

テクニックを通じて、
フラメンコ・ギターそのものにも
興味を持ってもらえれば嬉しく思います。


では、ラスゲアード奏法編は以上になります。

お疲れ様でした。