即興(アイディア)の作り方

目次




アイディアの作り方についてお話しします。

即興については、音楽家の間で、
または、ジャズ愛好家の間で様々に議論され、
また、言及されてきたことですが、

ここで簡単に、
即興(アイディア)の作り方というものを
お伝えしていきたいと思います。

まず、即興とはなんでしょう。

調べてみるとこんな感じで出てきます。

即興(そっきょう、英: Improvisation)は、型にとらわれず自由に思うままに作り上げる、作り上げていく動きや演奏、またその手法のこと。インプロヴァイゼーション、アドリブともいう。ただしインプロヴァイゼーションとアドリブを厳密に区別する者もいる。一般には、音楽・ダンス・演劇の世界において使用される語。

※引用元:Wikipedhia




で、解釈は様々に出来るとは思うのですが、
今回ここでは、一つのアイディアとして考えていこうと思います。

この時点で異論ある方も
できれば最後までお付き合いいただければ幸いです。

アイディアですが、
僕は既存の要素の組み合わせと考えています。

既存の要素の新しい組合わせがアイディアということです。

そして、それを作り出すのは【才能】です。

しかしながら、この【才能】は生まれ持ったという意味ではなく、
高めることの出来る才能になります。

この【才能】は、
物事の関連性を見つけ出すことが出来る才能によって
高めることが出来ます。


そして、この物事の関連性を見つけ出すことができる
【才能】とは、技術、スキルです。

当然、技術やスキルなので、
修練によって高めることが可能です。

一気に飛ばして書いてきたので、
ちょっとプロセスが抜けている気がしますが、
無理やり続けます(笑)

では、技術の習得とはどのようなものか。

技術の習得とは以下の二つに要約されると思います。

1、原理を把握する=システムを把握
2、方法論を構築=ノウハウの構築

これが全てかと。

なぜそうなるのかを理解して、
どのようにすればそれが可能になるのかを考える。

あとは、反復ですよね。


これはギターの練習でも一緒かなって思います。

何かが出来るようになることで、
さらに見えてくるということもありますよね。

好循環の幕開けですね^^

付加価値としての即興

アイディア=既存の要素の組合わせ

と言いましたが、

既存の要素とは、すでにある情報。


つまりは、コピーできるフレーズと考えることが出来ます。

つまりは、フレーズの組合わせがアイディアになると。

でも、
即興的であろうとなかろうと、
アイディアはアイディアなわけで、
そこに即興である意味はどこにあるのか。

僕は、即興は付加価値だと思います。

あるフレーズがあり、
それが繰り返しが少ない場合。
多くの人の印象は

「即興ぽい」

となります。


フラメンコギターのフレーズは
繰り返しが少なく、また複雑です。


しかし、即興ではなく予め決めたアイディアで演奏することも多くあります。

しかし、即興でなくとも、
多くの人の印象としては
即興で演奏しているという印象をもつ方が少なくありません。

つまり、即興っぽい演奏なわけです。

そうなってくると、
即興かどうかはお客さんの印象とは関係ないところに存在してきます。

あるメロディに対して、
それが即興である場合。

予め創られたものである場合。

いずれの文脈で語られても、
そこには付加価値が発生し得ます。

つまりは、
文脈がコンテキストが重要なわけで、
それが即興という文脈で語られる。

それに過ぎないのではないか。


そう思うのです。

あとは自分の精神衛生の面もありますよね。

僕も即興が大好きなので。。


そういった気持ちが良くわかります。

なんだか取り留めのない文章になっちゃいましたが、
要するに、あまり即興かどうかに拘る必要は無いのかもしれないと。

即興だったら凄くて、
即興じゃなかったら凄く無い。

それって単に付加価値の問題ですよね。

じゃあ、メロディそのものはどうだったの。


って話になるわけです。

そこで、


「即興じゃなければ誰だってできる」

じゃあ、それはあまりにもお粗末な
感情ですよね(笑)


だって、誰にも出来ないから凄いっていうだけの話になっちゃう。

音楽そのものじゃなく、
スポーツか何かの話のようになってきちゃいますよね。

つまりは付加価値について
ああだこうだ言っているに過ぎない。

場合によっては演奏者の言い訳にすら使われる。

では、
即興の必要性は?
面白さは?

ってことですが、

僕的には、知らないメロディーが多く出てくる。

です。



即興の場合はその日によって、
メロディーから構成から色々変化するわけです。


とくにアンサンブルにおいては顕著なわけで、
その楽しみは、唯一無二(僕の中で)ですね。

でも、世の中では多くの人が知っているメロディーを求めている。


カラオケなどでも
知っている曲を歌われた方が楽しい。

僕は知らない曲を歌われた方が楽しいので、
その気持ちが少しだけ解らないのですが。

もちろん知っている曲を歌われた時の別の
楽しみが判らないわけではありません。

でも、知らないメロディーばかりだと
退屈になってしまう人は本当に多いです。


そこがちょっと解らないところです。


そういうものって理解してはいますが。

ちょっと話が、
作り方っていう話からズレちゃいましたが。。汗。

ここまで時間をとって読まれた方。


つまらない気持ちにさせてしまったら申し訳ありません。

なんだか締まらない終わり方になってしまいました💦


ギターにおけるアドリブの方法については、
無料講座で教えていますので、
そちらをご覧くださいね〜

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