Two- Five でアドリブをしてみる(第1ポジション)
目次
コード・フォームに慣れたところで、
さっそくアドリブをしてみましょう。
でもいきなりアドリブと言われても
何弾けばいいかわからないかもしれませんね。
コツは、頭の中でコードを鳴らしながら
メロディーを弾いていくことです。
最初にコードを弾いて響きを確認して下さい。
リズムはまだ付けなくても良いです。
余裕のある場合は、好きなリズムで楽しんでください。
ただ、譜例が4拍子なので、
4拍子系のリズム・パターンにしてください。
今回はTwo-Five ですから、
基本的にMajor Scale だけでアドリブを取ることが可能です。
でも適当にパラパラと弾いても
アドリブらしくならないし、恐らく楽しくもないかもしれないので、
メロディーを作る練習をしていきましょう。
Two- Five アドリブ練習法
では、次に具体的な練習方法です。
3つのステップで進んでいきます。
STEP1 〜STEP3 までありますが、
納得いくよいうなアドリブが出来なくても問題ありませんので、
各ポジションでのアドリブに慣れること、
コード・トーンを繋ぐことに慣れること。
この辺りを目標として行ってください。
STEP1
コード進行をジャラーンと鳴らす。
コード進行に沿ってメジャースケールを弾いてみる。
STEP2
弾いているうちに頭の中のコードが消えちゃうという場合は、
弾いているメロディーの中に
コード・トーンが上手に入っていないことが原因です。
譜例を参考にして、コード・トーンを繋いでいく練習をしてください。
譜例はあえて無窮動にしています。
(スケール練習の延長みたいなモノと捉えてください。)
譜例を参考にあなた自身でも
どのように進めばコード・トーンが
上手く繋がるのか工夫してみてください。
STEP3
コード進行をジャラーンと鳴らして、頭の中で響かせる。
押さえたコードをバラバラに分解して弾いてみる。
メジャースケールの音で適当につないでみる。
このとき、十分音を伸ばしながら、次に
上がりたいのか、下がりたいのか、さらに同じ音を弾きたいのか、
一気に跳躍させたいのか、一旦音を消したいのか。
漠然とでも良いので、
自分がどうしたいのかを予測してみるようにします。
なにやらメロディーみたいなものが出来てきたら今回はオッケーです!
今回からしばらくは、
Major の Two-Five と
minor のTwo-Five を使用して、
ポジション毎にアドリブの練習をしていきます。
ポジションが変わるだけですので、
あまり神経質にならずに、
そのポジションに慣れたら次に行くようにしてください。
一つのポジションに留まって悶々としないように注意してください。
アドリブの際は、
これまで練習してきたアルペジオなども
どんどん取り入れてみてくださいね。
コツは、小さなフラグメントとして入れ込むことです。