バロー劇団のマドレーヌ・ルノーおよびジャン=ルイ・バローの支持により
1954年ピエール・ブーレーズが設立した現代音楽連続演奏組織。
マリニー座で発足、ながらくオデオン座を根城とし、
1968年ブーレーズ辞任後ジルベール・アミーが主宰し
テアトル・ド・ラ・ヴィル(市劇場)に移ったが、1974年解散。
シェーンベルクその他「20世紀の古典」を
保守的なフランス学界に紹介したのみならず、
200曲以上の戦後の前衛音楽を初演し、
また現代音楽演奏家を育成する等、戦後音楽の一つの大きな中心となった。