今回、アルペジオについて
僕自身が若い頃に少し疑問に思っていたことがあったので、
あなたが、同じような疑問を持っている場合に
少し役に立てればいいなと思い、
色々と書きました。

「いや細かい話はいいよ」と。


直ぐに具体的なレッスンに行きたい場合は
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アルペジオとは?

目次

あなたがギターの経験者ならば、

アルペジオって何?って問いに

どのように応えるでしょうか。

ギタリストにとってのアルペジオって

クラシックギターの人と
エレキギターの人で

イメージが若干違うようです。

クラシックギターの人たちがもつ、
アルペジオに対するイメージって、
主に右手のテクニックなんですね。

ジャズギターにおけるアルペジオは、
指板上の音を覚えるための
練習方法だったり。


コードに沿ったアドリブをとるための
テクニックだったり。


主に理論的。

ロックギターにおけるアルペジオは、
スウィープやタッピングなどの、
テクニカルなスタイルを指します。

そんなふうに考えると、
いったいアルペジオって何なんだって、

ちょっと頭がゴチャゴチャしてきますよね。

で、そんなアルペジオですが、

一言でいうと。

アルペジオとは
コードを分解したもの

です。

コード分解とは、
コードをバラバラに弾くってことです。

バラバラとは、
単音で弾くってことです。

コードとはアルペジオが固まったもの。
アルペジオとはコードが溶けたもの。

※ジョージ・ヴァン・エプス

アルペジオを弾く方法

バラバラに弾くにしても
音を重ねたり、音を重ねないように弾いたり
方法は様々です。

・音を重ねる=ピアノでいうペダルを押した状態

・音を重ねない=ピアノでそのまま(ペダルを押さずに)弾いた状態

をイメージして頂けると
わかりやすいですね。

これをギターで考えると、

ギターの場合

●コードを押さえた状態でのアルペジオ
●単音で弾くアルペジオ

となります。

ギターにおけるアルペジオの練習

 

アルペジオの練習といっても
以下のように様々ありますので、
目的によって使い分ける必要があります。

●ソルフェージュとして
●指板上の音を覚えるため
●コードに沿ったアドリブを弾くため
●右手のテクニックのため
●単音で弾くテクニックのため
1指弾き二本指
2ピック_オルタネイト
3ピック_スウィープ
4ピック_エコノミー
●既存のコードの上に別のアルペジオを乗せるため
●スケール練習のパターンとして

さらに、
コードに沿ったアドリブや、
コードの上に別のアルペジオを乗せるなどは、

既存のコードの音価。


つまりコードがどの位の長さを持っているかによっても違ってきます。

例えば、ハードロックなどの、
比較的ワンコードが長めに続くソロパートなどでは、

大きめのアルペジオの練習が活きてきます。

ジャズなどの、コードの移り変わりが早い曲においては、
大きめのアルペジオよりも、小さなアルペジオを繋ぐ練習が
効果的になります。

それぞれにあった効果的な練習がありますので、

自分の目指す方向性に合わせて

練習の仕方を変えることが必要になってきます。

 

色々と説明していきましたが、

現段階でやることはシンプルです(汗)


次回は、今まで押さえてきたコードを

分解してアルペジオにして練習していきます。

→ コード・フォームからアルペジオへ(Major)