ようやくこの項目にきましたね!
というのも、今回の練習は個人的に大好きな練習です。
また、他の教則本では
なかなか見ることの出来ない方法の一つでもあります。
(あまりメジャーじゃないとも言える?)
とはいってもとても効果的かつ
早く弾こうとするとフィジカルに難しいので
やり甲斐という意味でも
練習していてとても楽しいのです。
また、この練習の目的でもありますが、
ネック上の3つのポジションが一気に把握できるようになります。
そんな効果的な練習方法。
いってみます。
3オクターブ・アルペジオの仕組み
スタートさせるフォームは②と③になります。
つまり6弦ルートと5弦ルート(1)の二つの
コードフォームを起点として、
それぞれ、
②→③→①
③→①→②
と進んでいくことで、
3オクターブ・アルペジオを完成させます。
結果的に全てのフォームを見なければいけないこととなり、
ネック全体を把握できるようになる。というわけです。
言葉だとちょっと解らないと思うのですが、
大丈夫です。
まずは②からのスタートをみていきます。

最初に②のフォームからスタートしていますね。
次は③
続いて①
3オクターブには1音足りていませんが、
付けたい場合は、1弦20フレットを小指で追加することで、
3オクターブに到達させることが可能です。
そして、下降して戻っていきます。
次に③のフォームからスタートする場合です。

③からスタートして、
①にいき、
②までいったら下降していきます。
ここでは3オクターブまで到達しています。
大きく分けてこの2種類を12個のコードに対して行っていきます。
ちょっと変則的になるのは、
オープン・コードのEのときです。
以下のようになります。

でもコード・フォームの順番は一緒ですね。
全てのメジャー・コードに対しての譜面を
PDFで載せておきます。
譜面は半音ごとになっていますが、
やはり、5度(4度)でも練習してくださいね。
【PDF】アルペジオ(Major)
なお、この練習は早く弾こうとすると
テクニック的に難易度が跳ね上がるので、
無理に早く弾かなくても大丈夫です。
まずは、ネック上で3つのポジションが繋がることが重要です。
テクニックに自信があるあなたは、
スピードに挑戦してみると面白いですよ
結構自己満足度が高いです(笑)
→次回はコード・フォームからアルペジオへ(minor)です