Two- Five (minor) –  ② form

目次

②フォームにおけるIIm7(b9) – V7 – I m7

マイナーのTwo- Five ですので、
IIm7(b5) というコードが出てきます。

いきなり出てくると困りますよね。


というわけで、
慣れるためにもこちらに目を通しておいてください。


→ minor keyにおける【Two-Five】

うーん。ちょっとわからない。

というあなたは、こちらから目を通しておいたら良いですよ。

→ minor Diatonic Chords

 

というわけで、
マイナーのTwo-Five、IIm7(b5)- G7- Im7、いってみます。

Major のときはKey=Cで見ていきましたが、
今回からはkey = Amを例に見ていきます。

②フォームにおけるIIm7(b5)- G7- Im7

コード・フォームを確認します。

譜例)Key = Am
スクリーンショット 2016-05-11 3.22.07

Bm7(b5)

このコードは初めてですね。


まずはBm7を②フォームで押さえてください。


5弦2フレットがルートですね。


3の指で押さえている音(4弦4フレット)
これがBm7においてのP.5th(完全5度)の音です。


この音を半音下げます。(1フレット分下)


1弦を押さえなければ、
上記のフォームと一緒になりますね。


ちなみに1弦を押さえたければ、
1弦も1フレット分ずらして
1フレットを押さえる必要があります。
(これも不可能ではないので、考えてみてくださいね^^)


E7とAm7に関しては問題ないと思います。

 

対応する Scale の確認

これも②フォームのN.m と H.mのスケールを確認して
紐付けながら弾いてみてください。


各コードのルート音が開始音となっています。


基本的にN.m (Natural minor scale)ですが、
E7 のみ H.m (Harmonic minor scale) を使用しています。


スクリーンショット 2016-05-11 3.23.07



マイナーには3種類のスケールがありましたが、
E7 のみ Harmonic minor Scale を使用しています。


なぜ?というあなた。


ここでは説明が長くなってしまうのですが
簡単に説明すると。


Natural minor Scale では V7 が作られません。


Vm7になってしまいます。 これが理由です。


詳しくはこちらを参照してください。


→ minor Diatonic Chords



→ Dominant



さらにこちらも関連記事です。



→ Harmonic minor perfect 5th below(down) dominant 7th scale



→ V7(b9)


次回は③フォームでみていきます。

→ minor Two- Five or ③FORM