Two- Five (minor) – ② form
目次
②フォームにおけるIIm7(b9) – V7 – I m7
マイナーのTwo- Five ですので、IIm7(b5) というコードが出てきます。
いきなり出てくると困りますよね。
というわけで、
慣れるためにもこちらに目を通しておいてください。
→ minor keyにおける【Two-Five】
うーん。ちょっとわからない。
というあなたは、こちらから目を通しておいたら良いですよ。
→ minor Diatonic Chords
というわけで、
マイナーのTwo-Five、IIm7(b5)- G7- Im7、いってみます。
Major のときはKey=Cで見ていきましたが、
今回からはkey = Amを例に見ていきます。
②フォームにおけるIIm7(b5)- G7- Im7
コード・フォームを確認します。譜例)Key = Am

Bm7(b5)
このコードは初めてですね。まずはBm7を②フォームで押さえてください。
5弦2フレットがルートですね。
3の指で押さえている音(4弦4フレット)
これがBm7においてのP.5th(完全5度)の音です。
この音を半音下げます。(1フレット分下)
1弦を押さえなければ、
上記のフォームと一緒になりますね。
ちなみに1弦を押さえたければ、
1弦も1フレット分ずらして
1フレットを押さえる必要があります。
(これも不可能ではないので、考えてみてくださいね^^)
E7とAm7に関しては問題ないと思います。
対応する Scale の確認
これも②フォームのN.m と H.mのスケールを確認して紐付けながら弾いてみてください。
各コードのルート音が開始音となっています。
基本的にN.m (Natural minor scale)ですが、
E7 のみ H.m (Harmonic minor scale) を使用しています。

マイナーには3種類のスケールがありましたが、
E7 のみ Harmonic minor Scale を使用しています。
なぜ?というあなた。
ここでは説明が長くなってしまうのですが
簡単に説明すると。
Natural minor Scale では V7 が作られません。
Vm7になってしまいます。 これが理由です。
詳しくはこちらを参照してください。
→ minor Diatonic Chords
→ Dominant
さらにこちらも関連記事です。
→ Harmonic minor perfect 5th below(down) dominant 7th scale
→ V7(b9)
次回は③フォームでみていきます。
→ minor Two- Five or ③FORM